2008年06月19日
課題がないと人間は遊びます。
■第7回 株式会社たん熊北店 栗栖正博社長 vol.3

――大学卒業と同時に入社されたんですね?
大学卒業間際に調理師の免許をとり、昭和57年大学卒業と同時に当社に入社しました。
入社して間もない昭和63年に父が他界しました。それで30歳のときに代表に就任しました。
当時は店舗が11店舗あって、丁度三つ目の会社を立ち上げたところでした。
さらに神戸に新店オープンの計画が進んでいたので、兄弟が力を合わせ、
従業員も必死にやってくれ、結束をたかめることができました。
父は我々に宿題をいっぱいのこして逝ったのですが、それがよかったのだと今になって思います。
課題がないと人間は遊びます。ただ座っていたら社長になってしまったのでは
遊んでしまったことになるのではないでしょうか。
――京都の活性化についてはどのようにお考えですか?
観光都市京都は出来あがっているけれど、まだまだ出来ることはたくさんあると思います。
僕はディズニーランドは否定しないけど、あれは空想の世界です。
現実にはミッキーマウスもいないし、シンデレラ城もありません。
でも京都には、現実に和のディズニーランドがあると思っています。
京都には伝統に裏打ちされたスペシャリストが大勢いらっしゃるので、
そういう方に一同に逢え、京の文化を楽しめるようなイベントができるのではないでしょうか?
デモンストレーション生け花といって、ショー的に生け花を見せる先生がいます。
お茶の家元にたくさんの方が見ている前でお手前をしていただく。
同じ会場で能や狂言をやっていて、離れたところでは
京料理を楽しむスペースがあるような場所を京都なら作れます。
昔の公家や武家の遊びはただ飲んで食べているだけではなくて、
将軍が自ら能を舞ったりもしました。
堅苦しいお茶席だけではなく遊び感覚のお茶席があって、
歌会の席もあって、それが公家風、すなわち京風の遊びでした。
舞いを舞ったり、歌をうたったり、お茶を楽しんだり、
花を愛でたりする京風の遊びを現代風に再現したらどうなるのでしょう。
料理も堅苦しくなくていいのです。
半分立食、半分は着座してという形で美味しいものを自由に味わえれば。
現代の京都においても、京風の遊びを発展できる可能性はいっぱいあると思います。
――最後になりましたが、魅力のある場所は京都にたくさんあると思うのですが、
初めて京都を訪れる方を栗栖社長が案内する場合、どこに案内しますか?
僕はやっぱり清水寺やと思います。
普通は八坂さんの方から一念坂、二寧坂、産寧坂から清水寺へと登っていくのですが、
それだとすごく坂道を登るのがしんどいので、まず車でぽんと清水寺迄あがってしまいます。
清水寺にあがって舞台から京都の景色をみていただき、あとは下り坂を歩いてもらいます。
お土産物屋さんや高台寺や霊山観音の辺りを見てもらい、
時間がきたらその辺の料理屋さんでお昼ごはんを食べてもらって、
そこから八坂神社、知恩院、青蓮院、平安神宮とゆっくり歩いて観光します。
夜はまた平安神宮の辺りの料理屋にはいっていただく。
そういう一日の過ごし方が東山だけで可能です。
車に乗って嵐山、金閣寺、銀閣寺、清水寺と一日で回ると混雑もしますし、ロスが多すぎます。
京都を遊ぶのなら歩いてまわるのが一番です。
もう一日あるのなら嵯峨野巡りもいいですね。嵐山まで電車でいって嵐山、嵯峨野を歩いてまわる。
じっくりと自分の足で京都観光をしてもらうと京都のよさがより深くわかりますよ。
――それでは、次ぎに紹介していただく田丸社長はどんな方ですか?
野球とゴルフが趣味で、経営の才覚ももっている文武両道の文化人です。
おもしろい話がきけると思いますよ。
――今日は忙しいなか、本当にありがとうございました。
(2008年5月28日取材)
■清水寺HP
■二寧坂HP
*********************************
株式会社たん熊北店
京都市中京区西木屋町通四条上ル紙屋町355
代表取締役 栗栖正博
電話:(075)221-6999
FAX:(075)221-6991
HP:http://www.tankumakita.jp
■株式会社たん熊北店 栗栖正博社長 【1】 >> 【2】 >> 【3】
――大学卒業と同時に入社されたんですね?
大学卒業間際に調理師の免許をとり、昭和57年大学卒業と同時に当社に入社しました。
入社して間もない昭和63年に父が他界しました。それで30歳のときに代表に就任しました。
当時は店舗が11店舗あって、丁度三つ目の会社を立ち上げたところでした。
さらに神戸に新店オープンの計画が進んでいたので、兄弟が力を合わせ、
従業員も必死にやってくれ、結束をたかめることができました。
父は我々に宿題をいっぱいのこして逝ったのですが、それがよかったのだと今になって思います。
課題がないと人間は遊びます。ただ座っていたら社長になってしまったのでは
遊んでしまったことになるのではないでしょうか。
――京都の活性化についてはどのようにお考えですか?
観光都市京都は出来あがっているけれど、まだまだ出来ることはたくさんあると思います。
僕はディズニーランドは否定しないけど、あれは空想の世界です。
現実にはミッキーマウスもいないし、シンデレラ城もありません。
でも京都には、現実に和のディズニーランドがあると思っています。
京都には伝統に裏打ちされたスペシャリストが大勢いらっしゃるので、
そういう方に一同に逢え、京の文化を楽しめるようなイベントができるのではないでしょうか?
デモンストレーション生け花といって、ショー的に生け花を見せる先生がいます。
お茶の家元にたくさんの方が見ている前でお手前をしていただく。
同じ会場で能や狂言をやっていて、離れたところでは
京料理を楽しむスペースがあるような場所を京都なら作れます。
昔の公家や武家の遊びはただ飲んで食べているだけではなくて、
将軍が自ら能を舞ったりもしました。
堅苦しいお茶席だけではなく遊び感覚のお茶席があって、
歌会の席もあって、それが公家風、すなわち京風の遊びでした。
舞いを舞ったり、歌をうたったり、お茶を楽しんだり、
花を愛でたりする京風の遊びを現代風に再現したらどうなるのでしょう。
料理も堅苦しくなくていいのです。
半分立食、半分は着座してという形で美味しいものを自由に味わえれば。
現代の京都においても、京風の遊びを発展できる可能性はいっぱいあると思います。
――最後になりましたが、魅力のある場所は京都にたくさんあると思うのですが、
初めて京都を訪れる方を栗栖社長が案内する場合、どこに案内しますか?
僕はやっぱり清水寺やと思います。
普通は八坂さんの方から一念坂、二寧坂、産寧坂から清水寺へと登っていくのですが、
それだとすごく坂道を登るのがしんどいので、まず車でぽんと清水寺迄あがってしまいます。
清水寺にあがって舞台から京都の景色をみていただき、あとは下り坂を歩いてもらいます。
お土産物屋さんや高台寺や霊山観音の辺りを見てもらい、
時間がきたらその辺の料理屋さんでお昼ごはんを食べてもらって、
そこから八坂神社、知恩院、青蓮院、平安神宮とゆっくり歩いて観光します。
夜はまた平安神宮の辺りの料理屋にはいっていただく。
そういう一日の過ごし方が東山だけで可能です。
車に乗って嵐山、金閣寺、銀閣寺、清水寺と一日で回ると混雑もしますし、ロスが多すぎます。
京都を遊ぶのなら歩いてまわるのが一番です。
もう一日あるのなら嵯峨野巡りもいいですね。嵐山まで電車でいって嵐山、嵯峨野を歩いてまわる。
じっくりと自分の足で京都観光をしてもらうと京都のよさがより深くわかりますよ。
――それでは、次ぎに紹介していただく田丸社長はどんな方ですか?
野球とゴルフが趣味で、経営の才覚ももっている文武両道の文化人です。
おもしろい話がきけると思いますよ。
――今日は忙しいなか、本当にありがとうございました。
(2008年5月28日取材)
■清水寺HP
■二寧坂HP
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京都市中京区西木屋町通四条上ル紙屋町355
代表取締役 栗栖正博
電話:(075)221-6999
FAX:(075)221-6991
HP:http://www.tankumakita.jp
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Posted by 京の社長と数珠紐 at 12:00│Comments(0)
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